ご寄附のご案内

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国指定重要文化財 浄土宗 旧奥州惣本山 専称寺(本堂・庫裡・総門)平成の大改修(東日本大震災災害復旧事業)ご寄附のお願い

未曾有の規模の地震となった東日本大震災によって,多くの尊い人命と財産が失われました。お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに,御遺族と被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げます。

今回の地震により専称寺も甚大な被害を受けました。趣意書でも述べさせていただきましたが、当山本堂・庫裡・総門は平成16年に国指定重要文化財に指定されており、全国的にも貴重な建物であります。いまでは途絶えてしまいましたが、浄土宗名越派の惣本山、東北で唯一の檀林(僧侶の伝宗伝戒を行う道場)として東北にある浄土宗寺院の中心的役割を果たしておりました。また、梅の名所・素晴らしい景観から専称寺境域は福島県の史跡・名勝に指定されております。
専称寺は、お檀家の皆様の財産であることはもとより、国・福島県・いわき市の財産であり、浄土宗の貴重な財産でもあります。

今回の大改修事業は到底当山のみで行えるものではございません。国指定重要文化財の所轄省庁である文化庁、文建協、福島県教育庁文化財課、いわき市教育委員会文化課文化財係等、浄土宗内の各寺院、専称寺のお檀家の皆様、一般市民の皆様といった多くの方々のご協力が必要です。
これから専称寺に災害復旧事業を実施するための寄附金・義援金の窓口として、下記の口座を設けていただきました。ぜひとも当山の被災文化財の救援と修理・保存に向けて,多くの方々の御理解と御協力を切にお願い申し上げます。
南無阿弥陀仏 合掌

専称寺 第七十六世 遠藤 顕道
専称寺 檀信徒総代・世話人一同

【国指定重要文化財「浄土宗 旧奥州惣本山 専称寺(本堂・庫裡・総門)」
修復・保存に関する寄附金・義援金の受付窓口】

【大改修事業期間(予定)】平成24年3月〜平成33年3月
【大改修事業総額(予定)】約13億円 (うち自己負担金 約1億円)
【寄付金・義援金受付期間】平成23年10月〜
【受付口座】郵便振替 02200-4-126049     加入者  宗教法人 専称寺
【お問い合わせ】浄土宗 専称寺
〒970-0106 福島県いわき市平山崎字梅福山5
TEL:0246-34-2283
担当:副住職 遠藤 kuhonji.fi@gmail.com

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国指定重要文化財 旧奥州惣本山 専称寺 平成の大改修(東日本大震災災害復旧) 趣意書

謹啓 平素は当山に何かとご丹誠頂き厚く御礼申し上げます。

また、この度の東日本大震災におかれましては、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々へ衷心より御見舞い申し上げます。

さて、当山の本堂・庫裡・総門の老朽化が著しく、かねてから改修の必要性を協議して参りました。その中で、東日本大震災がここ福島県いわき市にも襲いました。

本震の驚異的な揺れもさることながら、4月11、12日を襲った震度6弱の大規模な余震をはじめ、現在もなお続く余震は、老朽化した専称寺に相当なダメージを与えております。

公益財団法人文化財建造物保存技術協会(以下、文建協)の指導の下、応急措置として本堂と総門にはそれぞれ筋交いを行いましたが、このままの状態では、いつ倒壊してもおかしくない状態でございます。

当山本堂・庫裡・総門は平成16年に国指定重要文化財に指定されており、全国的にも貴重な建物であります。いまでは途絶えてしまいましたが、浄土宗名越派の惣本山、東北で唯一の檀林(僧侶の伝宗伝戒を行う道場)として東北にある浄土宗寺院の中心的役割を果たしておりました。また、梅の名所・素晴らしい景観から専称寺境域は福島県の史跡・名勝に指定されております。専称寺は、お檀家の皆様の財産であることはもとより、国・福島県・いわき市の財産であり、浄土宗の貴重な財産でもあります。

今回の大改修事業は到底当山のみで行えるものではございません。国指定重要文化財の所轄省庁である文化庁、文建協、福島県教育庁文化財課、いわき市教育委員会文化課文化財係等、浄土宗内の各寺院、専称寺のお檀家の皆様、一般市民の皆様といった多くの方々のご協力が必要です。

私たち現代に生き、この専称寺に縁を持つ者として、この度の大改修の時期を迎え、その役割がめぐって参ったわけですが、大変大きな事業であり、責任も重大であります。
是非とも皆様には、本堂・庫裡・総門がいかにすばらしい智慧を結集し創建され、現在まで守られてきたのか、また私たちが次の世に繋げていくことの意義をご理解頂き、一致団結して今回の事業を成し遂げるべくご協力を賜りたく存じます。
皆様におかれましては、このところの時代背景・被災状況を鑑みますと、まことに心苦しい限りとお察しいたします。しかしながら当山の事情もお汲み取りいただき、何卒切にご協力お願い申し上げる次第であります。                                                

 合 掌

専称寺 第七十六世 遠藤 顕道

専称寺 総代・世話人一同

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